旅先で安く宿泊する裏技!ネットカフェに泊まるのがオススメ
ノープラン旅が趣味の僕にとってはネットカフェは欠かせない存在です。当然24時間営業なので終電を逃したときの時間つぶし、一時しのぎととらえている人がほとんどでしょうが、使いようによってはホテルに早変わりです!
利用料金は大体どのお店も朝までいて2000円ぐらいです。これだけ安ければ旅行のほかの部分にお金を回して、有意義な旅にすることができますよね。ただ、後でも注意点として書きますがきちんとお風呂に入って質の高い睡眠をとるのであればカプセルホテルの方がいいです。あくまで最終手段、ジョーカー的な存在として頭の片隅に入れておくぐらいの認識でいいと思います(笑)
まあでも宿泊費はネックですからね。ハイシーズンともなると安いビジネスホテルでも1万円はしますから、貧乏旅行のパフォーマンスはここを削るだけで格段と上がるのです。
僕はこれまでに東京、松江、岡山の3都市でネカフェを宿泊利用しています。都心部でも郊外のロードサイドでもネットで検索すれば大体近くに何かしらのお店があるのですぐ泊まれます。なんせ僕は宿泊先も決めずに旅に出てしまうもので(笑)ネカフェ宿泊による機動力の高さは捨てたもんじゃありません。
ネカフェ宿泊の注意点3つ
フラットシートを選べ!
ネカフェには普通の普通のパソコンデスクのような席やリクライニングシート、フラットシートなどありますが眠ることを考えるとフラットシート一択です!
大体どこのネカフェもフラットシートはこんな感じです。これだけのスペースがあれば十分?横になることができます。フラットシートが空いていなければさすがの僕もちょいキツい…
店のシャワーは使わない
ネカフェのシャワーはすごく狭いので使いにくさMAXです。ましてやただでさえ日常より疲れる宿泊方法をとっているわけですから、近くのスーパー銭湯に行った方が無難です。なので郊外のネカフェの方がよいかと思います。ロードサイドにネカフェとスーパー銭湯が両方あるエリア。ここで決まりです。
ただ、さっきも書いた通りここまでするとカプセルホテルに泊まったほうがいいと思われます。ここまで書いておきながら。3000円ぐらいなのでスーパー銭湯の入浴料を含めると結局同じぐらいの値段になっちゃいます…
アイマスク・耳栓は必須
ネカフェは真っ暗になることはあり得ませんから、アイマスクは必須かと。慣れない環境って結構寝れないものですからね。特に旅先だと次の日への影響は出来る限り避けたいところ。マイナスの外的要因は一つでも減らしておきましょう。
また、耳栓は入店音やオールする気満々の学生の話し声、隣で寝ているおっさんのいびきがうるさいので必ず準備しておきましょう。
ここまでネカフェ宿泊のメリットについて書くつもりでしたが、全然メリットの記述になっていないことをお詫びいたします(汗)ネカフェ宿泊は緊急事態のときに限って検討していただければと思います。
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大都会岡山を満喫する王道旅行プラン 倉敷美観地区・後楽園
5/4(木)この日は広島スタート。一気に倉敷まで行こうと思いましたが途中尾道によって、また尾道ラーメンを食べようと画策。でもこの日は観光客が多すぎてどのお店も激混みでした。なのでスルーして一気に倉敷へ。倉敷の見どころと言えば何といっても美観地区!JR倉敷を降りるとすぐに美観地区に入るのでアクセスもバツグンです。
岡山名物の清水白桃を喰らう
さて、岡山と言えばフルーツ!ということで人気の「くらしき桃子」に寄りました!早速期間限定のあまおうパフェと定番のももこパフェを注文。
まず、あまおうパフェ。パフェなのに豪快。これでもかというぐらいいちごが乗っています。いちご好きにはたまりませんね。
そして次が真打ちのももこパフェ。旬の季節は秋なんですがこの桃がめっちゃウマい!使用されている桃は「清水白桃」という種類で味・香りともに日本一と言われている白桃です。一番上に乗っているのは清水白桃を使ったプリン。食べ終わってソッコーでお土産用に5コ買いました(笑)それぐらい美味しいです。
美観地区散策
甘いものでお腹を満たしたところで、いよいよ美観地区の散策に入ります。エリア一帯に重要文化財がひしめいています。観光客で一番にぎわう「本町」というエリアをメインに歩きました。ゴールデンウィークど真ん中で人が多すぎたのであまり落ち着きませんでした(笑)後で確認してみると少し山を登った「阿知神社」や「東町」というエリアを歩いてみても楽しそうでしたねー。後悔。
中でも目を引いたのが倉敷アイビースクエア内のこの大原美術館。もともと紡績工場があったこの場所では敷地内に歴史を感じる建物が多く残っています。倉敷アイビースクエアは複合的な観光施設となっていて、ウエディングとか宿泊もできるみたいです。
広場はまるで日本じゃないみたいですね。訪れた日はジャズバンドのライブでにぎわっていました。この倉敷アイビースクエアの中を散策するだけでも来た価値がありますよ。
昔は物流の要だったんだろうなあという倉敷川。実際、江戸時代にこの近辺は幕府直轄の要所として物資が集積していたんだそうです。京都の高瀬川に通じるものがあるなあ。
一見何の変哲もない路地に見えますが、こういう路地裏は知る限りでは京都の伏見か奈良・東大寺周辺ぐらいしか思い浮かびません。古い建物が立ち並んでいる通りではリノベされた店舗と今なお地元の方が住み続ける住宅が混在していて、「観光地」だけではない、人々の暮らしが見えるのもほっこりした気分になれます。
日本三大庭園・後楽園
昔から地理好きの僕はもちろん日本三大庭園の所在地ぐらいは把握してましたが後楽園は東京にあると思ってました(笑)野球の見すぎですね。
入場料は400円。岡山駅からも歩いていける距離なので結構気軽に行けますよ。
春から夏にかけては7時半から開園しているので、岡山の中心街で宿泊してからの贅沢な朝の散歩をするのもアリですね。実際僕は8時半に到着しましたが涼しいぐらいで歩き回るにはちょうどよかったです。逆に真夏とかは日陰があまりないので辛いかもしれません。
正門から入ってすぐ。広っっ!というのが最初の印象。後楽園球場何個分?ちなみにWikipediaによると東京ドーム3個分らしいです。後楽園球場で例えてほしいなあ(笑)奥には岡山城が見えますね。
園内すべてを巡る所要時間はおよそ2時間。隣にバイクを停めてたハーレーのおっちゃんと入る時間も出る時間も一緒だったのでだいたいそんなところなんでしょう。
沢の池
園内中央にある大きな池です。緑と水の調和が美しい。
千入の森(ちしおのもり)
楓を中心に木々が立ち並びます。春真っ盛りなのに紅葉と新緑を同時に味わうことができる少し珍しい空間です。
花菖蒲畑・八橋
手前には色鮮やかな菖蒲が咲いています。6月ごろにはさらに美しい花を咲かせるんだそうです。このへんぐらいで思ったけど、実はゴールデンウィークよりほかの季節の方が後楽園を歩くのにはいいのかも。気候的にはちょうどいいんですけどねー。
後楽園にはなんとツルがいます!結構デカい。全部で7,8羽いましたが1羽ずつ隔離されていました。ちょっとかわいそう。
後楽園最高峰?の唯心山から沢の池を見下ろします。ちょっと小高い丘って感じですが園内を一望できますよ!ちなみにここは写真スポットなので早めに行って正解でした。10時過ぎには人いっぱいで登ってられない状況でした。
みんな大好き「ももっち」と「うらっち」が遊びに来てたよ!もちろん知ってましたよ!
結構ゆっくり回ったつもりなのに2時間しか経ってませんでした。ちなみに岡山城も見たい人は後楽園とセットで入場券を買うこともできます。
岡山はこれまで結構来てるのですが、メジャーな美観地区とか後楽園は行ったことなかったので、今回の旅はよかったですね。次は津山とか行きたいなー
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(無計画だけど結果的に)呉・宮島ゆったり旅
尾道~宮島バイク旅!
5月3日(木)この日は尾道スタート。尾道市内で一泊してから広島まで向かいました。広島のほぼ端から端の大移動ですが、尾道から宮島までの大部分はバイパスが整備されており、スムーズに走れました。そして思いつきで呉に立ち寄ってみることに。東広島~呉も高速の無料区間となっているのでスイスイ走れました。
呉に到着。弾丸旅行のため最大の目玉である大和ミュージアムはスルー。また、前日に尾道ラーメンを食べすぎたのか胃が荒れていたので海軍カレーも断念。
長距離運転で疲れたので入ったカフェのテラス席からはなんと大きな潜水艦が見えました。さすが海軍の街・呉ですね。こんなスポットがあったとは驚きです。
テラスから撮影。写真ではよく分かりません(汗)が奥に大きな潜水艦が見えるんです。船体からひっきりなしに水を噴出している様は圧巻ですよ!
あとで確認してみると結構有名なスポットでした。詳しくは呉市のホームページで。
呉市内から広島までは国道31号で海沿いをひた走ります。道行く広島ナンバーは心なしかマツダ車が多い、、気がします。さすがお膝元。
広島市内に入ると交通量が一気に増えます。中国地方最大の都市はやはり都会ですね。街中を走りながら市内を通過し、一気に宮島を目指します。
ちなみに広島市内から国道2号で宮島のある廿日市市まで行くとハイシーズンは150%渋滞に巻き込まれます。ですので広島市内からは西広島バイパスを利用することをオススメします。道路詳細は以下の通り。
https://www.cgr.mlit.go.jp/hirokoku/west/
バイパスを降りると他府県ナンバーの長蛇の列。そこはバイクですり抜けさせていただきました。。車で行くなら広島に車を停めて、電車で移動したほうがストレスはないと思います。実際、港近くでは駐車場難民が多く徘徊していましたし。
宮島へ渡る前に絶品・うえののあなご飯
宮島へ行くのは2回目。前回食べた「うえの」のあなご飯が絶品なのでぜひ行きたかったのですが、行列がすごかったので断念。というか胃袋が回復していない。。尾道ラーメンの背脂おそるべし。
5年ほど前に行った際のあなご飯。ずいぶん前に一度食べたっきりなので食レポチックな感想を述べることはできないのですが、間違いなく旨いです!
いざ宮島へ
フェリーから大鳥居が見えます。このときみんな鳥居側に集まってくるんで船が転覆するんじゃないかと要らない心配をしてしまいます(笑)
しまなみ海道を走ってきた後だと瀬戸内の風情をあんまり感じないなあ。10分ほどで宮島に着いてしまいますし。
あっという間に到着した宮島のシンボルは言わずと知れた厳島神社。日本人のみならず世界中の観光客から注目を集めるスポットです。ただ、ゴールデンウイーク真っ只中に行くと参拝客の数がすごいです。…参拝は見送ることにします。
瀬戸内海の大きな干満差を使い、潮が満ちると海に浮かび、潮が引くと歩いて鳥居近くまで行けるというのは素人から見てすごい演出だなと。
島全体を使って平清盛が極楽浄土を表したと言われていますが、自然と人工物の調和というか、そういったところに他の場所にはない落ち着きを感じます。
干潮時はここまで鳥居に近づけます。
宮島グルメ
宮島名物か広島名物かは分かりませんが「揚げもみじ」が美味。評判の高い紅葉堂さんで食しました。
店先で揚げたてのものを注文し、奥の町屋風の席で食べました。味はあんこ、クリーム、チーズの3種類ありチーズをセレクト。もっちりとした食感で、揚げていながらも油っこくないのが特徴でした。ただ、かなりボリューミーでチーズの味も濃厚。一つでお腹いっぱいになります。
同じ通りでカキもペロリ。
瀬戸内グリル じぱんぐで念願のあなご!中央は珍しいカキの天ぷらです。
こちらは桟橋からすぐの飲食店。15時ぐらいでもまだまだ行列が絶えませんが、、ん?
君も並んでるんか、大変やな。
サービス精神旺盛。
鹿くんに本当に癒されます。
結局この日は無計画に呉と宮島を訪問しました。ノープランならではの機動力が強みです。次は岡山編だよ。
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しまなみ海道をバイクで疾走!大久野島でうさぎと戯れる!
しまなみ海道で風を切る!
バイクの気持ちいいゴールデンウィーク。大阪からはるばる今治までやってきました。(と言ってもこの日のスタートは高松)せっかく今治に来たのだから有名なB級グルメ・焼豚卵飯を喰らいたかったのですが時間がなかったので断念(泣)この日中に尾道まで行ってしまいたかったので。気を取り直して今治から早速しまなみ海道に入ります!尾道までおよそ60キロ。ツーリングにはちょうどいい距離なのもいいですね。
四国側最終のSAである来島SAより撮影。風光明媚とはまさにこのこと。のどかに浮かぶ島々を見ていると自然と温かい気持ちになります。瀬戸内の島出身の僕としては懐かしい感じもありながら、これだけたくさんの島が密集している景色に新鮮さも覚えながらという不思議な気持ちでした。とにかくこれから大小7つの島を飛び越して広島・尾道に向かう旅の始まり感があってワクワクしました。
今回の旅はタイトなスケジュールだったので全部の島はとても回り切れませんでしたがサイクリングをされてる方ももちろん多くいましたし、道路がつながっている島以外にも魅力的な島がたくさんあります。
しまなみ海道エリアのご紹介 | しまなみガイド | SHIMAP しまなみ海道観光マップ
あ、焼豚卵飯を食べ損ねて空腹なのでバリィさんまんじゅうで腹ごしらえ(足りない)
いざ突入!もっと風にあおられるかと思いましたが意外と大丈夫でした。ビッグスクーターなので車体が重い分気にならなかったのかも。強風の日だと怖いかもしれませんね。
景色が本当にきれいなので60キロぐらいのスピードでゆっくり走るのがオススメです!というより地元の人も結構ゆっくり走っていたので、自然とそのぐらいになると思います(笑)
大久野島へ船で渡る
今治を出発して30キロほど。チェックポイントである大三島へ入りました。ここで一旦高速を降ります。そして、この日の最大の目的地である大久野島を目指します。高速を降りて15分ほどで盛港(さかりこう)へ着きました。ここからうさぎ島へ船に乗ってアクセスできます。
ちなみにここ大三島からでも広島・竹原の忠海港からでもアクセスできます。今回は大三島にバイクを置いていきました。
小さな島にわたる船なのですが意外と本数があり結構行きやすい島です。
船を降りるとうさぎのハーレム状態
船に揺られること10分少々、大久野島に到着しました。降りてすぐにそこら中にいるわいるわ。めっちゃいます。その数700羽以上と言われています!
うさぎと戯れるには?
キャベツをおいしそうに食べるうさぎ。うさぎさんに寄ってきてもらうには何よりもエサの準備が必要です。この日用意したエサはにんじん、キャベツ、盛港で買ったラビットフードの3つです。
うさぎの反応を見ているとにんじんが一番人気でした!家で切ってきてよかった。ラビットフードについては食べ飽きているのかあまり口にしませんでした。
エサの入った袋をゴソゴソしてると、お腹を空かせたうさぎが近づいてきます。
キャベツもういらーん。と言っているうさぎ。朝から多くの人が大久野島を訪れているので、夕方に差し掛かるこの時間帯ではお腹一杯のうさぎが多かったです。。
どうしてここまでうさぎが増えたのか?それは元々島の外で飼われていたうさぎをこの島に放したらどんどん増えていってしまったからだそうです。野生の力にビックリです。
この日一の可愛い子!にんじんスティックを出すと恐る恐る近づいてきてポリポリと食べ始めました。子供なのかあまり人間に慣れていない様子もとっても愛らしい!
宿泊もできて目いっぱい楽しめる大久野島
大久野島には宿泊できる施設もあるのでうさぎと思う存分遊んだあとはゆっくりできるのもうれしいですね。キャンプ場やプール、テニスコートなんかもあって小さいお子さんがいるファミリーにとってはのびのびとした休日を過ごせるところですね。
うさぎ島を後にして、再度しまなみ海道を走り尾道へ向かいます。この日の旅はここで終了。でも旅はまだまだ続きます。
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【旅行カテゴリ】
オーストラリア・ケアンズ旅③ハマーで密林大爆走&幻想的なパロネラパーク
ケアンズ近辺のツアーでぜひ行っておきたい2つ!
ケアンズにはまだまだたくさんの楽しい体験・見ておくべき場所があります。今回僕が行ったのはこの2つ。「4WDハマーアドベンチャー 夜の熱帯雨林と巨大絞め殺しの樹見学ツアー」(長い)と「パロネラパーク」です。どちらもケアンズ郊外でのアクティビティで公共交通ではまず行けません。よってツアーの申し込みをすることが必要です。
安く楽しめるのはやっぱりうれしい!
ツアー料金はどちらも1~2万円ぐらいなのでリーズナブルです。僕は2つとも夜のツアーに参加して、夜ご飯もついてきました。物価が基本的に高いケアンズにおいては外食代がバカになりません。ツアー料金に食事も含まれているのはやはりお得感満載でした。
道中、オーストラリアの大地を眺める
郊外への移動時間にも景色を楽しめました。日本では見られないような景色がたくさんありました。
大豪邸のお庭が素敵!
羊ものんびり。ほのぼのしますなー
ハマーで深い森を駆け巡る!スリル満点のアクティビティ
出ましたハマー!!日本でも走っているようなハマーとはスケールが違いました。このハマーで道なき道を走り回ります。平坦な道など一瞬たりともなく、熱帯雨林ど真ん中のそこ下っちゃう?ってぐらいの急斜面とかワニの1匹2匹いるだろっていう川にも関係なしに突っ込んでいきます。雨上がりだとさらにスリリングなドライブになるとのことです。晴れでも十分ですが…
時間にして30分ぐらい。絶叫系が苦手な方は本当にキツいと思います…ドライバー兼ガイドのオーストラリア人男性が「ゲロブクロアルヨー!」て陽気に言うぐらいにはヤバいです。これを事故らずに何千回とツアーを敢行している運転技術とどこで覚えたのかわからん日本語でのギャグセンスにあっぱれ。これは遊園地なんかでは体験できない興奮でした。
ハマーで熱帯雨林を駆け巡るツアーは昼・夜両方ともありましたがスケジュールの都合で夜の部に参加しました。結果的に夜で正解だったかなーと思います。車のヘッドライトを消すと本当に真っ暗なんです。まさに「一寸先は闇」を体現しながらハマーが進んでいきます。なので行くなら夜がオススメ。
絞め殺しのイチジクの木
時系列が逆ですがハマーの乗り込む前に熱帯雨林を散策できます。運がよければ夜行性の野生動物に出会えますが、ここでのメインは「イチジクの絞め殺しの図」です!写真のように(分かりにくい)何重にもイチジクの枝が巻き付いている様は圧巻です。こんな絞め殺しの木の成り立ちはこんな感じ。
■成長の流れ
①鳥がイチジクの実を種ごと食べます。
②その鳥が他の木の上(親木)にとまり、種の混ざったフンをします。
③その種が親木の枝や幹の上で発芽します。
④イチジクは根を親木に絡ませ絞めつけながら地上へと根を伸ばしていきます。
⑤イチジクは何本もの根に分かれ太く成長し、親木をさらに絞めていきます。
⑥親木はたくさんの根でキツく絞められることによって朽ちていきます。
⑦イチジクのみ生き残り、親木があった部分は空洞化します。
参考:http://www.pick-a-winner.com/stranglingfig/
文字通り何本もの根が中心の木を絞め殺すようにして大きくなってきているのでなんだか恐ろしいですが、長い時間をかけて作られてきた自然の神秘を目にすることができて感動でした。
ちなみに食事はこんな感じ。お肉が目立たないけどボリューミーでジューシー!これ食ってからハマーに乗るので、ごはんお替り自由だけど気持ち悪くならないようにしましょう。
まるでラピュタの世界!?パロネラパーク
ケアンズの中心から車で約1時間半。そこにパロネラパークがあります。写真の通りラピュタを思わせる城が建っているのですが、関連性はないようです。それでも暗闇の中に突如出現する幻想的なお城は美しいの一言。途中の木々やほかの建物もすべて計算されて作られているので、施設全体が非常に整備されている印象を受けました。
通常の営業時間は19時半までなのですが、ツアーでは閉園後のパークを貸切って散策することができます。ライトアップを間近で見られる絶好の時間帯です。
パーク内に大きな滝が!実はこの滝から落ちる水を使ってパーク内の電気を賄っていたんだとか。写真スポットとしても人気があります。
パロネラパークができるまで
パロネラパークは今から80年ほど前にスペインからの移民、ホゼ・パロネラによって作られたパークです。驚くべきは城やその周辺をホゼがすべて一人で作ったということです。「城を建てたい」と小さなときから野望を持っていたホゼは、スペイン風の城、庭園を自分で設計、建設、運営してしまうというぶっ飛んだ行動をとりました。なんというか男のロマンがギュッと詰まったお城です。
パークの運営も順調だったのですが、サイクロンや火事などの災害が相次いで一度は廃墟同然になってしまいます。その後ホゼは亡くなってしまいますが、パロネラパークの衰退を惜しんだ現オーナーのオーストラリア人によって再建され、現在でもケアンズ観光の目玉として世界中の人々が訪れています。
…といったお話をガイドさんがしてくださったのですが、しゃべりが上手すぎて感動揉んでした。ホゼの生きざまカッコいい。
全3部構成のケアンズ旅行記は以上です!楽しかったぜケアンズ!また来ます!
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オーストラリア・ケアンズ旅②ケアンズ街歩き&ナイトマーケット散策
ケアンズでのんびり街歩き
ケアンズの街はコンパクトにまとまっていて自転車があれば町中のどこにでも行けちゃいます。遊ぶところや食べるところ、お土産屋さんに至るまで半日あればすべてめぐることができます。日本に帰る飛行機に乗る前にふらっと立ち寄っても十分に楽しめます。
観光客が多いだけあって治安は悪くありません。深夜に出歩いても全く問題ありません。むしろ夜でも遊びまわれるスポットがいろいろあるのでホテルにこもりっきりはもったいないです。
そんなケアンズの街の魅力を紹介します!
ケアンズの街の中心には人工のビーチがありました。その名も「ラグーンプール」夜に写真を撮ったのでさすがに泳いでいる人はいませんが、日中は地元の人などでにぎわっているようです。
実はケアンズの近辺には遊泳できるようなビーチがないんです。グレートバリアリーフがすぐ近くにあるのにすごく意外でした。
ザ・オーストラリアの一品を食らう!
「Dundee's Restaurant on the Waterfront」でランチ!店名の通り海沿いにあるレストランでした。オーストラリアに着いたときに現地の日本人ガイドさんから「メシは確実に日本の方がうまい」と断言されていたのですが、そんなことはありません。ケアンズにはおいしい
参考:食べログ
写真の一品は「AUSTRALIAN SAMPLER PLATE」その名の通りオーストラリア名物をこれでもかというぐらい詰め込んだ料理です。
ワニ肉、カンガルー肉、エミュー肉とパラマンディーというオーストラリアの高級魚が一枚に盛り込まれています。これ一品でオーストラリア名物を満喫出来ちゃいます。大阪でいえばたこ焼き、お好み焼き、串カツがまとまって出てきたようなものです(笑)
ぱっと見ではどれがどの肉か分かりません(笑)ワニ肉は鶏肉に似た味ですが、うまみは鶏肉より強いです。カンガルー肉は牛肉に近い味。現地の人の話ではカンガルー肉はピンキリで、ここの肉は断然おいしいそうですエミュー肉はソーセージに仕立ててありますが、クセがすごい。ジンギスカンとかが好きな方のお口には合うんじゃないでしょうか。
カキも1個から注文できました。生からフライまでいろんなソースを絡めておいしくいただきました。カキをはじめ、シーフード全般がおいしいのもオーストラリアの魅力です。パラマンディーは上品な白身といった感じの味で食感はやわらかめでした。
ちなみにお値段は結構します。日本だったら5,000円ぐらいかなーって感じの量を食べたんですけど、1万円オーバーしました。物価は高いです。
ただ、ブルーベリーが5ドルほど。日本円でいうと400円ぐらいです。物価が高いオーストラリアの中でも生鮮食品は割と安いです。水500mlが5ドルしますからね…
外食は結構どこも高額なので気を付けましょう。
ケアンズの気候は?
ケアンズには四季はないようで夏しかありません。夏以外は雨期。分かりやすい。とにかく日差しは強く、紫外線は日本の5倍ほどらしいので日焼け止めは必須です。塗りたくりましょう。
ただカラッとしているので過ごしやすさでいえば日本の夏と比較すれば心地いい暑さです。
ショッピングセンターは日本のイ〇ンとあんまり変わりません。日本だったらスタバなんだろうなという位置づけのコーヒー屋さんへ。モカ系のフラペチーノを頼んだんですが、日本で飲むのと比べてコーヒーの味が濃くておいしかったです。
ケアンズ名物ナイトマーケット
参考:expedia
ケアンズには夜でも遊べるスポットがいっぱい!と前述してますがその代表的な場所がこの「ナイトマーケット」です。営業時間は17時~23時ぐらいまで。日中グリーン島へ行ったりキュランダへ行ったりして、ホテルに戻って一息ついてからでも余裕で間に合う時間です。一日中遊んで楽しめるのもケアンズの魅力ですねー。
ちなみにナイトマーケットの中では日本語が飛び交いまくっていてアウェイ感が全くありません。日本のドン・キ〇ーテでの中国語のようなもんです(笑)日本語でのコミュニケーションがだいたいのお店で可能なのでカモられる心配も少ないです。
どんなお店があるの?
ナイトマーケットにはテイクアウトで食べられるクレープやラーメンなど日本人好みの食べ物が充実しています。だから食べ歩きをしながらお土産探しをすることができます。僕は写真の中華バイキング?の量り売りでエビチリや酢豚をつまみました。
どのお店も日本語でメニューが表記されていますし、日本人のスタッフも多いのでコミュニケーションに困ることはありません。
お土産もいろんな種類があります!定番のティムタムやトワイニングのオーストラリア限定フレーバー等もありますが、食品系よりも化粧品などの美容グッズが種類も多かったし質もよさそうかなーという印象でした。
特にホホバオイルがすっごい評判が良かったので購入しました。シャンプーに混ぜてマッサージするだけで抜け毛対策になる?この効果で購入意思の8割は固まりましたー(笑)頭皮だけでなくホホバオイルはあらゆる肌トラブルに効果があるそうで保湿力もバツグンながらもベタつきが少ないのも好感が持てました。特にオーストラリア産のホホバオイルは品質も最高クラスということでお土産に最適です。
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オーストラリア・ケアンズ旅①スカイレールと高原列車で行くキュランダ村
日本からも行きやすい!オーストラリアの玄関口 ケアンズ
昨年末にケアンズに行ってきました!ケアンズはオーストラリア東北部クイーンズランド州の北部に位置し、日本から一番近い、行きやすい場所にある街です。世界最大のサンゴ礁地帯として言わずと知れたグレート・バリア・リーフもすぐそこにあり、年中リゾート客でにぎわっています。もちろん日本人にも大人気の街で、街中にはそこらじゅうに日本語が表記されています。日本からの直行便も多く出ていて、主要空港から6~7時間のフライトで到着できます。
郊外に出てもダイビングやフィッシング、シュノーケリングなどのマリンスポーツが楽しめたり、山の方へ向かうと熱帯雨林が広がり、オーストラリアにしか生息しない珍しい動植物に触れることもできます。
今回、ケアンズには3日間滞在しました。お昼頃に到着した初日はキュランダ高原に遊びに行きました。順に紹介していきます!
まずはケアンズ観光のド定番!キュランダ高原へ
ケアンズを訪れる際に必ず行っておきたいところの一つがキュランダ高原です!キュランダ高原はケアンズの街から北西に30キロほど内陸に進んだのどかな田舎町です。
山を越える必要があるため自力で行くのはちょっときついです。公共交通機関を利用するならスカイレール、キュランダ高原鉄道の2通りがあります。どうせなら両方乗ってやろうということで行きはスカイレール、帰りは鉄道を選んでいざキュランダへ出発です!
こんなロープウェイ乗ったことない!スカイレール
行きはスカイレールで行きました。僕の場合はケアンズ国際空港に到着してそのまま申し込んでいたツアー会社さんに迎えに来てもらい、スカイレールの駅まで送ってもらいました。
スカイレールっていったい何だ?というとものすごーく長いロープウェイです。30kmも離れたところまでずっと宙づり(正確には途中駅もあります)ですからねー。高所恐怖症の僕はちびらないように気を付けていました…料金は大人片道50ドルです。
写真の通りものすごい高いところをレールが通っていて、ふもとの街を見下ろしながらキュランダへと向かいます。途中には大きな川があって…
この川にはワニが生息していて現地のガイドさんいわく「年間1人はパクッといかれちゃいます」だって。そんな軽い感じで言わないでよ…
ちなみに僕はキュランダ高原まで直行しましたが、途中にはレッドピーク駅、バロンフォールズ駅という駅で下車することもできます。一旦降りてもすぐに次のロープウェイが来るので心配ありません。バロンフォールズ駅からはバロン滝という大きな滝を見ることができます。バロン滝については帰りの鉄道から見ることができましたので後ほど。
キュランダ村で散策!
スカイレールに揺られること30分、キュランダに着きました!キュランダ村には2時間ほどの滞在でしたが十分に楽しむことができました。着いていきなり野生の七面鳥?ポケモンの世界かよ!素早くて写真撮れなかった…
キュランダ村には多くの雑貨屋さんが並んでいてほのぼのとした空間が広がっていました。
写真は撮れていないのですが一番の目玉は赤いワゴンのアイスクリーム屋さん。あとから調べてみるとここには日本語堪能な名物おじいちゃんがいて、フレンドリーな対応をしてくれるそうです。この日はお休みだったのでしょうか。
アイスクリームはさまざまなフレーバーがあって比較的どの味も濃厚です。日差しが強いのですぐ溶けます。気を付けましょう。
キャンディ屋さん「Stillwater workshop」
キャンディと言っても日本でいうハイチュウ的な食感です。パイナップルやストロベリーなどいろんな味があってお土産にもオススメです。試食もできるし、スタッフさんは日本人の方で気さくにお話ししてくれます。原料となる砂糖はケアンズ近辺で収穫されたサトウキビを使っているようです。
余談ですがオーストラリアは世界第2位の砂糖産出国で、その95%をケアンズのあるクイーンズランド州で作っているそうです。沿岸に近い郊外を車で走っているとほとんどがサトウキビ畑ですからね。サトウキビを運ぶ専用の鉄道も存在するぐらいです。
キュランダ村のハチミツ専門店「ハニーハウス(Honey House)」
ハチミツも名物の一つで蜂たちが思いっきりディスプレイされていました。これ全部ミツバチです!店内にはハチミツ商品が所狭しと並んでいて試食も可能でした。ここではハチミツ味の歯磨き粉を購入。
キュランダ村はのどかな雰囲気を楽しみつつ、お土産を買うところ、といった印象でした。じっくりと練り歩くには6時間ぐらいの余裕を持っていたほうがいいかもしれません。動物園もありますので。今回は時間の関係で諦めました。
村での滞在時間はもちろん、往復の移動時間もアクティビティとして楽しめるのが大きな魅力です。
世界の車窓から?キュランダ高原鉄道
そして帰りは鉄道で帰りました。
スカイレールの駅のすぐ近くから観光列車が出ています。ここからケアンズ中心街まで途中駅で数分止まりながら約2時間ほどの旅になります。
駅のホームはレトロな感じ。もっぱらキュランダへの観光列車が走っていて、いわゆる通勤列車は走っていません。
ここからゆっくりと山道をくねくねと下りながらケアンズの街を目指します。
圧巻の景色!バロンフォール
世界遺産であるバロン渓谷国立公園の象徴であるのがこのバロン滝です。まじで写真の腕がなさすぎてこの魅力をお伝えすることができません(泣)とにかくダイナミックな滝です。
途中で10分ほど停車するバロンフォールステーションはバロン滝を見るのに最高の角度です。列車を降りるとホームがながーく続いているのですが、少し高台になっている場所があってそこからの景色は絶景です。
これが世界の車窓からクオリティ
そしてこの急カーブ。列車の後ろの方が丸見えになるぐらいの急カーブです。世界の車窓からのオープニング映像にも採用されたんだとか。ちなみに車内ではガイドさんの口から2分に1回は「世界の車窓から」というワードが出てきます。これだけでもキュランダへ行く価値があるんじゃないでしょうか。
そんなこんなでケアンズ駅に着いたのですが、まだまだケアンズには魅力がいっぱいあります。また更新します。あと2回ぐらい。
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