ゆとりーまん

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ここが変だよ日本の会社~なんでこんなに研修が多いのか~

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今回は愚痴っぽい記事になります。共感できる人のみ読んでください。あまりいないと思いますが(笑)

その研修ホントに意味ありますか?

研修に限らず企業が打ち出す施策には必ず「費用対効果」という言葉が付きまといます。投下した費用に対してどれだけのリターンがあったのかは予測しておくべきなのは当然ですが、こと研修においては費用対効果を算出することが困難です。その研修を受けて受講者の意識はどのように変わったのか、会社の売り上げはどのぐらい上がったのかを測ることができて数値化できれば研修効果がどのぐらいあったのかを把握できるのですが、そんなもん研修をやってすぐに分かるはずがありません。

結局のところ、効果があるかないかは受ける側にかかっているのです。受講者がどれだけ自分のスキルを高めようと積極的に学べるかがカギなのです。無論、誰もそんなマジメには受けません(笑)この結果、研修は形骸化して実施することが目的となってしまうのです。

マネジメント研修が多すぎる

研修効果に疑問を感じます。概念的な知識が多いため、講師の力量にも左右されますし
内容をかみ砕けないまますぐ仕事に戻ってしまって、1週間もすれば何をやってたかなんて忘れてしまっているのが実情でしょう。「マネジメント」なんて抽象的な言葉を冠した研修ではいったい何を学べばいいのか誰もわかりません。

管理部門の成果主義という話

経理や総務等の管理部門に成果主義を導入しようとすると十中八九社内全体の仕事が増えてしまいます。なぜなら営業部門より比較的型にはまった業務が多いのに、実績を作らざるを得ないからです。要はいらん仕事を増やすなということです。

ちなみに僕の会社では総務部門が主導で研修、研修のオンパレードです。研修を年に何回開催したかで自分の待遇が決まるのならそりゃー研修を毎日でも開きますよ。でもそれに出席する現場部門は確実に疲弊していきます。ただでさえ人手が少ない部門から半日ないし1日手が取られるのですから、現場はたまったもんじゃないですよね。(本人は休憩のような感覚で受講もできますが)

周りからしてみるといらない仕事を生み出す部署ですからね。大概が期末に上司との面談の機会を設け、「今期はこれだけ研修開催したから評価しろ」となるわけです。これは何も生産的ではないので会社全体の問題です。

とは言いながら僕も研修を企画して実績作りをしています。力を入れようと手抜きをしようと結局効果は変わらない(とみなされる)ので「研修を開催した」という実績のみで評価がされます。これほど楽な仕事はありません(笑)

 

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