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ココロとカラダの整理整頓

心身ともに健康に、極力好きなことだけやって生きるライフスタイルが理想。働き方、健康、旅行について主に記事を書いています。

【就活生向け】会社選びに役立つ指標・労働装備率

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どうせなら効率よく稼いでいる企業に就職したくないですか?

就活中のあなたはどんなところに重きを置いて企業選びを進めていますか?給与?労働時間?やりがい?これらのものを重視する人は多くいますが、実際にこのへんは入ってみないと分からないです…ならば!客観的な指標をもって興味のある企業がどんな企業なのか確かめてみましょう。じっくり企業の実績数値を見ながら進むべき企業を吟味するのも就活中ぐらいしかやらないですからね。慎重に企業の本質を見極めるのも就活の醍醐味と言えるのではないかと僕は思います。

企業の生産性に目をつけろ!

で、僕が就活生時代に重要視していたのが企業の生産性です。言ってみればその企業がどれだけ効率的に金儲けしているのか、ということです。例えば、同じ売上1億円の会社でも社員100人のA社と1000人のB社では少ない社員数で売上を上げているA社の方が生産性が高いということです。(このうち何%が人件費に回っているか、なんていう指標も確認できたらなおよいので、企業のHPや決算短信なんかもチェックしてみましょう)

でも、A社が100人だけで1億円を売り上げているのは働いて働いて働きまくっているのかもしれない!とひねくれた僕は考えました。企業の決算資料からは激務度までは読み取れませんからねー。

じゃあ最新の機械とかの設備を導入して、人間はあまり動かずに売上を生み出している企業はないのか?と探してみると決算短信なんかからも読み取れることが分かりました。

その指標が「労働装備率」というものです。この指標がいい値であると仕事めっちゃ楽なんかな?とかいう邪な気持ちを抱いていましたが(笑)

 

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労働装備率とは?

労働装備率とは従業員1人につき設備投資がどのぐらい行われているのかを示す指標です。具体的な数値は簡略化した式を用いると

有形固定資産÷従業員数 で求めることができます。

この数値が高いと従業員数の割りに設備投資が進んでいる、ということが分かります。つまり、企業の生産活動がどれだけ合理的になされているかを読み解くことができます。

実際に日本の企業の生産活動を見ていると多くの場合、製造業でいえば組み立てなどの現場での作業は機械化されており、生産の自動化、合理化が進められています。より品質の高い商品を生み出すためには、機械化を進め働いている人間の数を減らし、コストを下げることが有効なのはイメージできると思います。

こうして設備投資を重ねていくと機械装置や工具などの有形固定資産は増えていき、従業員数や人件費などある意味での”負債”は少なくなっていきます。その結果、従業員1人あたりの有形固定資産額である労働装備率はよい数値になっていきます。このように労働装備率を見ていくことで企業の生産性が高いか低いかを判断する材料ができるのです。

ちなみに労働装備率は業種ごと全く異なる数値が表れます。

全業種平均:3,374万円

製造業:2,106万円

非製造業:5,143万円

不動産業:22,293万円

電力:21,910万円

石油:19,697万円

証券金融:444万円

こんな感じで業種ごとに非常に大きな差が出ます。だから業種別での比較はあまり意味をなさず、同一業種で比較することが有効であると言えます。

資本集約型な性格の企業が生産性が高い?

上の数字を見ると不動産業がすごくいい数字に見えます。不動産業は簡単に言うと都心の一等地に大規模なビルをドーンと建てて、人に貸して売上を上げるというビジネスモデルです。1回建ててしまえば設備のメンテナンスをちょちょいとやっていれば、勝手にテナントは入ってきます。(極端な話をしてます)

つまりこのように資本を集約して売上を上げる企業は、人間以外の資本が働いてくれるので生産性が高いと言えるのです。だからこのようなビジネスモデルの企業は採用数がすごく少ないです。僕も5社ほどこの業界の選考に臨んでいましたが見事に全滅・玉砕でした。

まあそれだけ効率的に稼いでいるということなので安定的な企業でもありますし、サラリーマンの一番の関心事である給料も一人頭の取り分は多くなります。

以上、就活生が行うべき客観的な指標を用いての企業診断の一つをご紹介しました。企業選びは正解がなかなか見えづらいですが、そんなときはデータをじっくりと分析することも大切なのです。

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