ゆとりーまん

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人事異動なんて社員への嫌がらせじゃないか?

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人事異動はメリットよりデメリットの方が多い!

 

働くにあたって心配になってしまうことの一つに人事異動があります。入社してすぐに希望する部署に配属になったとしても、ジョブローテーションの一環で2,3年後には営業だった人が総務に移るなんてことがよくあります。せっかく仕事を覚えてもまた一から覚えなおしていかなければいけないのは非効率に思えます。

 

もちろんさまざまな部門の仕事を経験することによって幅広いスキルを獲得することができ、仕事での成果をあげられる可能性が大きくなります。

 

しかし、いろんな事業のすべてを把握し、幅広い知識を持つ人材を揃えることは、企業にとってそんなに重要なことではないように思えます。むしろ、一つの分野のエキスパートとして一点集中のスキルを身に着け、経験を重ねるほうが個人にとっても企業にとっても重要な気がします。

 

2~3年おきに業務を変えながら異動してきた社員は当然ながら専門スキルが乏しくなってきます。深い専門知識が必要とされる分野においては遅れをとってしまう悪影響しかないのではないかとさえ感じます。

 

日本特有の考え方かもしれませんが、ビジネスマンは自社が営む事業のすべての分野を経験しておく必要があるという考え方がよく見られます。よく言われるゼネラリストを育成するやり方です。

 

すべての事業を知っておくのは当然大切なことですが、一つの分野への熟練を高め、職人のような社員を育成する方向性をもう少しとってもいいと思うのですが。。

 

実務上もかなり非効率だと思う

 

人事異動のたびに、それまでの業務や社内外の関係先に対する継続性が失われ、仕事がまた一からリセット、なんてこともよくあります。キャリアの上でまったく経験のない分野の職務に異動されて右往左往しているうちに、また別の部署に飛んでいくことを繰り返しているようでは個人も企業も成長していかないと思います。

 

豊富な経験がビジネスパーソンに不可欠とは言っても、特別なスキルが求められる仕事を、多くの人間が一から学んでヒーヒー言いながらこなしている状況が多くの会社で見られます。

 

社員のモチベーションを考えても専門的なスキルはつけられないわ、勉強することが多くて大変だわで非常に苦労が多くなります。せめて社内の全部署で業務を標準化してくれるといらない苦労はしなくて済むのですが。

 

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