ゆとりーまん

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部分的なテレワーク・在宅勤務を企業は導入するべきだ

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テレワークのメリット

現在、政府主導で「働き方改革」を実現すべくさまざまな方面から一億総活躍社会に向けたアイデアが出されています。その中の一つがテレワークです。オフィスに出向くことなく仕事をすることができれば通勤時間のカットはもちろん、家族や友人とだべりながら仕事ができるという夢のような時間の使い方が可能となります。個人的にはオフィスに毎日出勤するのがおっくうなので(笑)どんどん推進してほしいのですが。

実際のところ1日8時間仕事をする中で朝から夜までオフィスに居続ける必要はあるんでしょうか?事務処理はわざわざオフィスに足を運ばなくても自宅やカフェで済ますことができます。その気になれば会議だって資料をデータ化して配布すれば直接顔を合わせなくても完結させることができます。

こんな調子でいけばオフィスに在席する時間は4時間もあれば十分な気がします。もちろん仕事の内容によって時間の長短はありますが。

企業側から見てもオフィスの人が少なくなることで執務スペースの確保が簡単になり、ひいては費用の節約にもつながります。

テレワーク導入の障壁とは

こんな素晴らしいテレワークがなぜ導入されないかというといくつも理由があります。セキュリティ的な問題や従業員個人が使うPC等の端末や複合機等にかかる費用はどこまで会社が負担するんだ的な問題等山積です。でもこのような問題は絶対に越えられない障壁かというとどうにかできそうな問題です。

最も悩ましい問題は従業員が勤務した実績を会社側が評価できないことです。何件契約を取ったとか、売上〇〇円達成したなどの明確な数字を持って評価対象とできるなら何も問題はないのですが。特に現場ありきの企業(製造業やインフラ業)では勤務した時間という絶対的な評価基準があります。本社部門でテレワークを導入できたとしても現場の人間が働くフィールドは現場しかありません。同じ会社に勤めながら拘束時間に差が出てしまうなんてことはどこの労働組合も決して許すことはないでしょう。

長時間労働問題の本質とは

働き方改革会議では同時に長時間労働の問題にも焦点を当てています。長い時間会社に残って働くことって仕事のために生きている感じがして本当にしんどいです。体や頭の疲れもさることながらこのしんどい理由の一つにプライベートな時間が取れないということが挙げられると思います。
ただ、この問題はテレワークを導入することで解決の糸口があるように思います。それは労働の現状を踏まえた悪い表現をすると持ち帰り残業をオフィシャルなものにしてしまうことです。どういうことかというと持ち帰り残業を最初から宿題のような形にして従業員個人に割り振ってしまうのです。こうすることで本当にオフィスに出てこないとできない仕事のみをさっさと済ませてしまい、あとの個人的な業務は半ばプライベートのような気持ちでこなすことができるんじゃないかと僕は思います。仕事の総量は変わらなくても現状よりは楽に働けるんじゃないかなーと妄想してます。

一人ひとりの業務の洗い出しは不可欠だ

それではこの個人の持ち帰り業務をどのように振り分けていくか。これには一人ひとりが抱えている業務を作業レベルに細かーーく分解していく必要があります。例えば、この資料作成は1つあたり3時間かかる、この会議は部内全員が出席する必要があって月曜朝イチの1時間はとっておこう…などです。できる限り業務の属人化を避け平準化したうえで1作業当たりの所要時間を算出し、時間ごとに在宅ワークを各人に振り分けていければみんなハッピーになりそうですね。夢物語のようですが決して不可能なことではないと思います。それぐらい僕は自宅で仕事がしたいんです(笑)オフィスに来る必要のない作業については自宅で行うことができれば、家族と談笑しながら資料作成なんてのも不可能ではないと思います。

持ち帰り残業自体も賃金や時間外手当うんぬんの話を抜けば大歓迎です。だって自宅やカフェで仕事するのって本当に楽ですもんね。同じ量だけ仕事をするにしても気楽にできるほうがいいです。サボってしまって作業効率が下がってしまうのは論外ですが。

このように企業は部分的にでもテレワークを実施して、自由な働き方を従業員にさせるべきだと思うのです。理想としては所定出社時間みたいなものが定められて、それを超えて会社に在席してしまうと時間外出社手当がもらえるぐらいの世の中がいいなあ(笑)

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