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心穏やかに過ごすために知っておきたい自律神経の働きについて

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自律神経っていったい何?

自律神経とは簡単に言うと人間の内臓の機能や呼吸、消化といった自分の意思とは無関係に行う働きを司っている神経です。このため自律神経の働きが乱れてしまうと自分の知らないうちに体のあちこちに異変が起こってしまいます。

そしてこの自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。

交感神経…スポーツなどの活動をしているときに積極的に働く神経。この神経が働くと体は緊張状態となり、手が汗ばんだり心拍数が上がったりといった状態になる。

副交感神経…休息時や食事をとるときなどリラックスの場面で働く神経。この神経が働くと心と体は力が抜けて、癒しのモードに入る。

このように2つの神経は互いに正反対の働きをなすものであり、どちらかが働いているときはもう片方は休んでいます。オンのときは交感神経、オフのときは副交感神経が優位に働いていると理解しておきましょう。

自律神経の乱れによる異変って?

しかしながらストレスを感じることの多い現代社会においては交感神経が過剰に働きすぎてしまうことがしばしば起こってしまいます。このため、表裏一体であるはずの自律神経のバランスが崩れてしまうのです。その具体的な症状が以下の通りです。

不眠症

・食欲の低下

・肩こりや全身の疲労感

・集中力の低下

・イライラ

代表的な症状が以上の通りです。そして交感神経を過剰に働かせる原因として最も大きなもの2つはストレスと不規則な生活です。

1つ目のストレスについては周囲の人間関係や仕事、勉強のプレッシャーなど生きていくうえで避けては通れないものが挙げられます。現代では限度を超えたストレスが人間に降りかかる場面が多いため、自律神経を狂わせてしまうのです。

2つ目については本来、人間の体には昼間に活動し、日が暮れると眠るといった一定の生活リズムがあります。このリズムを無視して昼夜逆転などの乱れた生活を送っていると自律神経まで乱れてしまうということです。

自律神経を正常に保つには

では、自律神経を正常に保つにはどのような行動が必要なのでしょうか。先にも述べた通り、現代を生きる僕たちは交感神経が過剰に働いている状態です。だから副交感神経を優位に働かせる環境を作ってやればいいんです。その具体的な方法の例を以下に示します。

・入浴時は湯船につかる

お湯の温度は少しぬるいぐらいの38~40度が効果的と言われています。体の血行も促進されて全身がほぐれていきます。できるだけシャワーで済まさないようにしましょう。

・自分のペースでできる運動を続ける

激しくない運動、例えばウォーキングやジョギング、サイクリングが効果的です。軽い運動を日常に取り込むことが大切です。体を動かしてやることで副交感神経を優位に働かせることも可能なのです。

このしんどい世の中に生きているからこそ、自分の心と体を正常に保つ努力や工夫は必要です。健康を維持するためにも自律神経のバランスを崩さないようにしましょう。

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